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2024年1月16日現在、豪ドルと日本円に対するテクニカル分析をお届けします。
元日本銀行審議委員の桜井真氏は先週のインタビューで、日銀は世界で最後のマイナス金利政策を解除する準備が十分に整っており、その時期は4月が最も可能性が高く、経済データから最後の一押しか二押しの材料を待っているだけだと語った。
先週水曜日、オーストラリアは11月の消費者物価指数(CPI)上昇率を発表した。この統計によると、インフレ率は緩やかに低下しているが、依然として目標値である2%~3%を上回っている。つまり、オーストラリア準備銀行は今年あるいは2025年まで金融政策の緩和を継続する可能性が高いということだ。
(豪ドル/日本円日足チャート。情報源:Ultima Markets MT4)
指標は買われすぎゾーンには入っておらず、弱気のシグナルを発している。これは、現時点で強気相場が上昇トレンドを継続する十分な力を持っておらず、相場がいつでも下落可能とのことを示唆している。
豪ドル対日本円は、昨年12月20日以降、高値圏で推移しており、現在、下の黒い65日移動平均線にサポートされた三角持ち合いを形成している。下値の支持線は上値抵抗線よりも強く、反発の可能性は高い。しかし、このサポートラインを下回る場合、為替レートはより強い下落トレンドに見舞われるだろう。
(豪ドル/日本円1時間足チャート。情報源:Ultima Markets MT4)
指標は50の中央値ラインで弱気のシグナルを発しており、現時点で短期的な弱気相場が優勢であることを示唆している。15分足チャートなど、より短い期間のチャートに切り替えて、売りエントリーのチャンスがあるかどうかを確認する必要がある。
豪ドル対日本円は、昨日緑色の240日移動平均線の上で推移し続けていたが、今日のアジア取引時間で移動平均線を割り込んだ後、急速に下落した。下値支持線にタッチしない限り、日中の値動きは弱気傾向になるだろう。
注目すべき点は、下に多くのサポート水準があるため、全体的なトレンドは上のチャートに示すようなウォルフ波動構造を形成している。ポイント5はポイント1とポイント3を結んだ延長線の上にある。為替レートはポイント5付近で下落した後、ポイント4付近に向かって反発する可能性がある。
(豪ドル/日本円30分足チャート。情報源:Ultima Markets MT4)
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